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ナベサダ

先日、”サワコの朝”を見ていたら、ナベサダがゲストだった。

80歳だという。

テレビの画面に映った時、一瞬、小さくなったなー、、と

もともと背は大きいほうではなかったと思うが、

普通に話しているときは、気のいいおじいさんの様だった。

話の中で、バークレーに行ってJAZZ理論を日本に持ち帰った下りがあり

ほんとに、先駆者であったのだなーと思った。

あの大橋巨泉氏にも教えていたという。
(まあ、氏はミュージシャンではないが。。。)




僕が、中学生になったばかりの頃、

テレビで”カリフォルニアシャワー”の音楽がよく流れていた。

確か、資生堂のブラバスの男性化粧品のCMだったと思うが、

頻繁に流れていて、ついに中学生の分際ながら、ブラバスのヘアトニックを

買いにいくことになってしまうぐらいであった。
(今はトニックなんてつけてる人いないですよねー。。。w)

ナベサダは大人で、ダンディなイメージであった。

口をでっかく広げて笑う、陽気なサックスのうまいおっさんが

日本のJAZZ界の重鎮であると知ったのは、その後のことでした。




当時”FMステーション”というFMのエアチェック用に時々買っていた

雑誌があって、その中で、ナベサダの”マイディア・ライフ”という

番組を見つけて、カセットテープにせっせと録音をしていた。

今でいうタイマー機能なんてないので、聞きながら録音。

たまに、FMの、ザー!というノイズが入ると、血が逆流しそうになった。

頼むから、ノイズ、消えてくれーと思いながら、ラジカセのアンテナを

くるくる回していました。



マイディアライフという番組は、

当時のフュージョン畑にいるミュージシャンとの対談形式で、

それにまつわる音楽をかけるというのものでした。

当時、僕はJAZZなどはまったく聞いておらず、

ナベサダはフュージョン専門のミュージシャンだと思っていました。

後々、わかってくるのですが、

ナベサダは純JAZZから、フュージョンに方向転換していくきっかけになったのが、

マイディアライフというアルバムでした。

デイブ・グルージンを迎え、大ヒットします。



ナベサダはフュージョンに転換するまえ、ブラジル音楽や、アフリカ音楽にも

接近しており、僕が知ったのはその後のことだったんです。


JAZZを聞くようになって、

チャーリーパーカーの影響をすごく受けていたとか

ボサノバに傾倒して、ニューポートのJAZZ祭に出演していたとか、

穐吉敏子率いるコージー・カルテットに加入してたり、

ジョージ川口ビッグ4にもいたりなど、色々凄い事が分ってくるんですー


穐吉敏子と結婚していた、チャーリー・マリアーノともすごく親交を持ち

影響を受けていました。



マリアーノは日本ではどちらかといえば、

地味な存在で、ミュージシャンに受けるミュージシャンという存在でしょうか。

この人はイタリアの血が入っている人で、スパニッシュなアルバムも数枚ありますが、

”サワコの朝”でナベサダがセレクトした一曲が

マリアーノの”アダージョ”だったんです。

この曲にはノックアウトされました!

ナベサダが追い付けないと言っていた訳がわかるそんな曲でした。

マリアーノの特徴でる艶やかなアルトの音は、

毛穴にすーっと入り込んでしまうような繊細なものでした。

テレビの音なのに!!!



こういうのを聞いてしまうと、楽器をしたくなってしまいますよねー

自分のギターの演奏にも影響が出そうだなー

より艶やかに、途切れなく、弾いてみよう。



で、ナベサダ聞きに行くことにします。

ナベサダはちょうどいま

枯れた感じのビ・バップを演奏していますから。

でも、ちょっとだけ欲をいえば、

カリフォルニアシャワーも演奏してほしいかなーw

タクシー・ブルースでも好いですが。。。。








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 A WEEKEND IN PARIS Chris Connor

クリス・コナー A WEEKEND IN PARIS(邦題:パリの週末)


1963年秋頃、パリのバークレイスタジオで録音されたものです。

ミッシェルコロンビアオーケストラとの共演。

パリ在住のミュージシャンがたくさん参加したようなのですが

公式にはパーソネルは不明です。



上記はレコードのライナーノーツに記載されていることなのですが、

ひとつ疑問が、、

バークレーといえば、JAZZでもおなじみの

”バークレイスクエアのナイチンゲール”という大変有名な曲があるのですが

一般的には今でも現存する、イギリスのバークレイスタジオのことを指すのでは

ないかなーと思ってしまうのですが。。。

ちがうかなー

weekend in paris




一般的には、このレコードはクリス・コナーがパリでリラックスして

スタンダードナンバーや当時のヒット曲を唄ったアルバムと言われています。

1曲目の It's not for me to say
(ビリーホリディのラストレコーディングに入っていますねー)や

 Cry me A river
(ジュリーロンドンが有名ですね!)

なんかが聞いてみたいと思うのではないでしょうか。。w



ジャケットでは詳細にパリの中心部の地図が描かれており、

真ん中を流れる、セーヌ川がブルーで彩色されていて

写真ではわかりづらいですが、少し光っているようにも見えます。

橋の名前も記載されていて、ポンヌフ橋はこの辺りかフムフム。。。

と、見ていてもなかなか楽しめます。

ま、すごく細かいのですが。。。。




ルーレット原盤、FMレーベルです。

クリス・コナーといえば1950年代にアニタ・オディ、ジューン・クリスティと共に

圧倒的な人気を誇った白人モダンJAZZの歌手になりますが、

いずれもスタン・ケントン楽団の専属歌手でしたねー。

クリスの影響を受けた日本のJAZZヴォーカルの女性もかなりいるのではないかなー




よく言われるのが、ハスキーヴォイスでノンヴィブラート唱法ということ。

先輩のジューン・クリスティもクールシンガーと言われた人であるのですが

クリスの場合は、ノン・ヴィブラートで歌いだし、フレーズの終わるところで

ちょっとだけヴィブラートをつけます。

この歌い方が当時のウエストコーストJAZZに、ぴったりとハマって

知的でリリカルなイメージがつきました。




でも、クリス自身はそのスタイルで歌っていくことにマンネリを感じ始め

1960年に入ってから、エモーショナルな黒人的な歌い方をしようと

努力していきます。



レコードでいうと62年いアトランティック盤の「フリー・スピリッツ」

あたりが、より直線的な歌い方になっています。



このWEEKEND IN PARISはその後の、1963年に録音されたものなので

より黒人的な歌い方になっていると(オスカーブラウンJrの曲はゴスペル調)

予想しがちなのですが、意外なことにクリスは、あまりひねらずに

スマートな歌い方をしています。(例えでいえばシナトラみたいな。。)

この辺りがリラックスして歌っていると、言われる所以かなー

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クリスはカンザスシティの生まれで、JAZZが好きで楽器をやりたくて

クラリネットを吹いていたそうなんです。

大学時代からは歌も始めて、ニューヨークにでてクロードソンヒル楽団に

入ります。そのあとはよくいわれてるように、スタンケントン楽団の

ジューン・クリスティの後任として迎えられます。

この時クリスは25歳です。(まさに花型!可憐ですね!)

そのあとはソロとして大活躍します。

このパリのレコードは、そんなクリスが36歳の頃の録音です。





一番売れたレコードはこれですが、口開けすぎーw

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どうせなら、10インチ盤のこれでしょうー!

ちなみにまだ現物みたことありません。。が。。

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少し遠出をしてみませんか




Cedar  Walton  TRIO

怒涛のような夏が過ぎ去ったなー

おそらく、もうあまり暑くなることはないと思うくらい

今年の9月は涼しい。

待ちに待った晩夏。

吹き抜ける風が涼しい。

日陰が心地よい。

と、いっても、暦上では秋のはずで、

それでも真夏のようなラフな格好で寒くない、、、

というのが、一番快適なんですよね。



1980年代、日本では毎年8月に

マウント・フジJAZZフェスティバルというのが

あって、夏の終わりを堪能すべく、

富士山ふもとの河口湖周辺で、

野外ライブが行われていました。



(以下WIKIより抜粋)
1986年、ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート(1985年)を日本テレビが日本に持ち込み、
マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル・ウィズ・ブルーノート として、
アルフレッド・ライオンも迎えて始まった。ジャズ・ブルース・ゴスペル・その他など、
3日間、昼夜に渡ってステージが設定され、
ジャム・セッションや掛け合いやアドリブ/インプロヴィゼーションのバトルなど、
ファンが「伝説」と称する演奏を残した。
期間中、祭典のチケットで利用出来る山中湖周回バスが運行し、
観客は山中湖近辺の観光やキャンプなどのレジャーと組み合わせて楽しむことが出来た。
2002年に再開した際は富士スピードウェイに場所を移し、
2004年は富士スピードウェイが改修工事のため閉鎖された事から、
富士急ハイランド・コニファーフォレストに場所を移した。




この当時のメンバーがすごくて

今考えればよだれがでそうなぐらい、

ブルーノートで単独ライブできる、ミュージシャンばかりなんです。

特に第1回なんか、ジャッキー・マクリーンが”クールストラッテイン”吹くわ

ミッシエル・ペトルチアーニが”枯葉”を弾くわ、

フレディ・ハバードがウディ・ショウと”月の砂漠”を吹くわで

もう大喝采だったんですから!!!


テレビでも放送され、ほとんど深夜枠だったのですが、毎年ビデオテープで

録画してコレクションしていました。


当時中学生だった僕は、あまりJAZZのことは詳しくなかったのですが

会場の景色の良さ、富士山を背にパラグライダーが飛んでいたり、

観客の自由度が気に行って、いつかは行ってみたいなーと考えていました。



イス席はほとんどなくて、ガチガチにステージを凝視するでもなく、

各々好きなように、飲んだり食べたりして、

ゆったりと3日間JAZZを

BGMのように聞いて過ごす。

JAZZというのはなんて、大人の音楽なんだなーと思ったものです。




今やYOUTUBUで見ることもできますねー

トランペットにフレディ・ハバード(おそろしく調子が良い音!)

ベースにデヴィッド・ウィリアムス。

ピアノにシダー・ウォルトンという面々です。


ハバードのソロから始まって、シダーウォルトンのピアノは4分過ぎから。

随所に挟まれる、景色がすばらしいです。

10分少しあるのですが、時間ある方は見てくださいね。

あっという間です。




今年の夏、ここに出演している、シダー・ウォルトンさんが

8月19日、ニューヨーク(ブルックリン)の自宅で亡くなりました。79歳。

10月にはブルーノートでの公演も予定されていました。




シダー・ウォルトンといえば、名前は聞いたことあるけど、

どんなアルバムを出していたかなー。。。というのが

多くの人の感想。

アート・ブレイキーJAZZメッセンジャーズで一時期ピアノを弾いていたとか
(ボビー・ティモンズのファンキーピアノの印象が強いですからね。)

ナベサダとよく共演していた(結構な親日家だったらしい)

ぐらいがちょっとJAZZを知っている人の印象。

新聞にもほとんど載らず、

あのWIKIにも、亡くなった事は加筆されていません。



ピアノのスタイルはバップなんですが、

バリー・ハリスほど難しく弾かない。

それと、シダー・ウォルトンのピアノの音を形容するときは

「鈴の音」と言われています。

どんなに弾きこんでも音が崩れない、

しっかりとしたタッチと言われています。




村上春樹さんの著書「意味がなければスイングがない」で

現役で活躍しているピアニストの中で

一番好きな人をあげてくれというところで、

彼は、シダー・ウォルトンの名前を挙げています。

野球に例えるなら、パリーグの下位チームで6番を打っている2塁手。
(そら、みんな知らんわな~。。。)

地味で目立たない玄人筋に評価されているピアニスト。

ハービーハンコックやマッコイ・タイナーに比べると、

格落ちという印象があったそうなんですが、

実際、シダーウォルトンの生のステージを見た村上氏によると、

とにかく正確無比なJAZZで、

聞いているうちに

体温がじわじわ上がってくるそうなんです。
(これって、JAZZ温泉みたいやな~。。w)

天才肌なワイルドなピアニストよりも、

こういう隠し味的なピアニストが

JAZZの世界の陰影と奥行きを作ると、氏は語ります。

 

世の中に必要なピアニストだったんですよねー。

そういう人を亡くしたと思うと非常に惜しまれます。





シダー!というリーダーアルバムが一番有名だと思うのですが、

最近ではこんなCDも出しています。

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ビリー・ストレイホーンの楽曲集なんかは

ジャケットの印象もあると思うのですが、

曲のもつ魅力とも相まって

結構エロい演奏をしています。


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画像はOJCの廉価版なのですが、原盤はPrestige

今度、探してみようと思います。



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はじめての出来事




BOBBI HUMPHEREY " BLACKS AND BLUES"



夜の時間が心地よいなー。

何時の頃からか、暗闇が好きになり、

子供の頃も、(おそらく)恐怖感なんかは、あまり感じず

遅くなればなるほど、わくわくしていました。


真っ暗闇というのは

息苦しいものなんですが

その息苦しさにも心を惹かれていました。



さすがに、いまはそのようなドキドキ感はないですが、

AM2時のJAZZなんかは格別です。

このレコードなんかは、深夜の定番。

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Bobbi Humphrey  Black&Blues

1. Chicago, Damn
2. Harlem River Drive
3. Just A Love Child
4. Blacks And Blues
5. Jasper Country Man
6. Baby's Gone


70年代ブルーノートのメロウソウルなんていう

オシャレな紹介のされ方をすることが多いですが、

僕にとっては、ボビーのフルートは

夜中の蛇の笛のように、ピーひゃら♪、ピーひゃら♬ と

心地よく遠くから聞こえてきます。

わりとストレートな吹き方なもんですから、

余計に禁断のメロディーっぽいですねーW



ベースのチャックレイニーややドラムのハービーメイスンが

繰り返すリズムは王道のグルーブ感があり、

そこに、シングルっぽい、デビッド・T・ウォーカーのギターが絡むといえば、

なんとなく想像できるような音ですよねー


ジャケットがおしゃれです。

これも最初はジャケ買い。

だって、モノクロのジャケットに、

タイトルが”BLACKS AND BLUES”

レコードの左下のBLUE NOTEと

70年代の音符マークのロゴは

青色のワンポイント。

それは、それは、思わず手が伸びてしまい、

これが、、、ずっしりと重く、インナースリーブが紙であったなら!

もう、幸福な衝動を抱え込むことになりますw


レコードジャケットを撮ったカメラマンは

ロジャー・プリジェントというフランス系の人。

「VOGUE」でも時々、名前を見かけます。




ボビーについて、後によく調べてみると、

女性!ということがわかり、

ゲストヴォーカルがアルバムの中で歌ってると

思い込んでいた可憐な曲も、

本人歌唱といういことが判明し、

すぐに、特別な一枚になってしまいました。



1950年4月25日テキサス州マーリン生まれ。

本名は、バーバラ・アン・ハンフリー。

ディジー・ガレスピーに認められてニューヨークに移住し

デューク・エリントン・オーケストラや、スティービー・ワンダーなど数々のセッションを経験。

70年代に入ってブルーノートからリーダー作を発表。

このアルバムを含め8作のチャートイン・アルバムと

6曲のシングル・ヒットがあります。




「Blacks And Blues」はヒット曲 "Chicago, Damn" を収録。

プロデューサーは、ラリー・ミゼルとフォンス・ミゼルのミゼル兄弟(スカイ・ハイ・プロダクション)。

ジャズ・ファンク路線に転向しての初作品。


2曲目の”ハーレム・リバー・ブルース”なんていうタイトル、

絶対惹かれますよね。



まつ毛が凍りそうなほどの、空気の冷たさや、

濡れたまま凍ってしまってるような星空。

ドロドロとした、河川の匂いを想像してしまいます。

季節でいえば冬のイメージかな。



まっ、実際行ったことはないのですが、ハーレムなんて。

でも街で歩いている自分なんかを想像して

独特の緊張感を感じてしまいます。

今では随分と歩きやすくなり、テレビのバラエティーのロケにも

登場してくるぐらいなんですが、、、



黒人音楽というには、日本人にはなかなか馴染みにくい

メロディー(フレーズ)があります。

音楽の感性に国境はない、、、というものの

たとえば、僕たちが子供の頃から教えられてきた

童謡や、起立や礼の和音なんかは

無意識のうちに体が覚えこんでいます。

これと同じように、JAZZやブルースなんかの

ある種のフレーズは

土地の人たちにとっては馴染みのあるメロディなんですね。


ですから、JAZZを理解しようとすれば

ある程度聞きこむことも必要なんではないかなーと

思ってしまいます。


BLACKS AND BLUESにしても

メロディックではあるのですが、

なんだかよくわからない、という人も

多いのではないでしょうかー





つい先日、昔のバンド仲間と

うん十年ぶりに!ステージに立つ機会がありました。

ギターにはかなりのブランクがあったのですが、

これを機に復活しようと企んでいますw

次のライブは6月ごろかなー

楽しみー!!w




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君をのせて



最終回



The horace silver qintet you goota take a littlle love



JAZZというのは、聴く側からすると

寛ぎの要素というのが多分にあります。

一方、精神的なものを求めてしまうというのもあり、

よく言われる、コルトレーンの後期のものや、

フリーJAZZ、または70年代のアヴァンギャルドや

エスニックな無国籍のJAZZなど

その時々によって、聴くJAZZの種類が違います。

まさに、その日の天気だったり体調なんかで、

毎日聴いているスピーカーの音なんかも

違って聴こえるんですよねー

つまんないなーと思ってたレコードが、

ある日突然、ハマりだすw

レコードの片面が終わると又聴きたくなって

リピートすることがよくあります。

これは最近のそんな一枚。

Horace Silver
You Gotta Take a Little Love

HORACE SILVER QUINTET

1. You Gotta Take A Little Love
2. The Risin' Sun
3. It's Time
4. Lovely's Daughter
5. Down and Out
6. The Belly Dancer
7. Brain Wave (Rudy Van Gelder Edition)


ジャケットはあまり魅力的ではなく

ちょっとインドっぽいのも入っているのかなーの感覚で

去年の阪神百貨店のレコードフェアで購入したのですが

購入の決め手となったのは

BLUENOTEの原盤であったわりに

安価であったことと

レコード自体が放つオーラみたいなものなんですよね。



僕はレコード屋でもなく、

熱心なコレクターでもないのですが、

(例えば、バド・パウエルを集中的に集めているとか)

長年レコード屋に通っていると

嗅覚みたいなものが身について

レコード購入の動機に結び付きます。

中古レコード屋も、まんべんなく置いているところは

あまり魅力がなく、どちらかといえば、

偏った品ぞろえをしているところに惹かれますね。



たとえば、HOUSEや12inchiを得意ジャンルにしている

お店があったとします。

そういうところのJAZZのレコードは、ありえないぐらい高い。

人気盤も不人気盤も2500円均一だったりします。

ところが良く見ていくと、

2500円では買えない、おそらく倍以上はするレコードも

入っていたりします。

要はJAZZのレコードに値段をつけるのが

めんどくさいんですよねーw



さきほどのホレス・シルバーのレコードなんですが

百貨店の催事場というのは

なんとなく検盤しにくい雰囲気があって

試聴もできないんです。

で、ジャケットからはパーソネル(共演者)も不明でした。

1969年発売のBLUENOTE。

内容は68年の「Serenade to a Soul Sister」に近い感じで

曲の約半分はグルービーな8ビート・ジャズと

瞑想的な曲も入っていて、ほとんどがシルバーの作曲でした。

でも、こういうのが癖になるんですよねー。

そのあと色々調べてみると、

トランペットのランディ・ブレッカーは昔、大ブームを巻き起こした

ブラスロック・バンドのブラッド、

スエット&ティアーズ(BS&T)の第一作目に参加していました。

当時、このアルバムにはそのランディとビリー・コブハムという、

もう一つの知る人ぞ知るブラスロックの

名バンド「ドリームス」のメンバーが参加していました。

ですから、このアルバムはむしろそっち方面から

熱心に探し求められていたレコードだったんですねー


70年代後半頃には、このアルバムは

米国でも廃盤状態(国内盤は発売された形跡さえありません)になり、入手困難になります。

ダブルジャケットのこのLPを中古屋さんで見かけても

万円単位のプレミアムがついてるそうです。



見開きジャケの中のライナーノーツもはシルバー自身が執筆していて、

ライナーの冒頭で、The theme of this record is BROTHERHOOD.と書かれています。

要する、このにアルバムは人類皆兄弟というコンセプトを元に制作されていたんだなー

だから、あのジャケットだったんだー

納得がいきましたー!


最後に、僕が購入したレコードは

ダブルジャケットでしたーw

ちょっと宝くじに当たったような気分で

うれしかったなーw





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1969年の大ヒット曲

MOONBEAMSへようこそ!

ukulele727

Author:ukulele727
NO MUSIC 、NO LIFE
趣味の音楽に関係することを綴っていきます。

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